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新しい扉を開けるために、その5


 

ブリーズノートは、ご注文に応じて音楽をお届けする「出前コンサート」と、素敵な音楽家達と一緒に音楽の楽しみ方をご提案する「企画コンサート」の二本立てです。

2021年は久々にクリスマスコンサートのご依頼あり。

 

リクエストのあった音楽家達と伺えることになり、行って来ましたよ。

 

一つは、ヴァイオリン吉田篤さんとバンドネオン鈴木崇朗さん。

もう一つは、ヴァイオリン吉田篤さんとバンドネオン早川純さん。

皆さん、小松真知子&タンゴクリスタルに参加のトップクラスの音楽家たちです。 

タンゴに軸足を置きつつ、それぞれに活動の幅は広く、ジャンルを軽々と超えて大変魅力的、

ブリーズノートも大注目なんです。

 

お客様大喜びでしたね。

 

吉田さんと早川さんの演奏曲目に、ピアソラのアヴェ・マリア〜タンティ・アンニ・プリマがありました。演奏が終わった後で、ひとりの紳士が、1年間の疲れがスーッと消えていくようだった、とおっしゃったのが心に残りました。

 

バンドネオンという楽器にも興味津々で色々と質問されていましたよ。

 

お会いするたびに間違いなしのプログラムと感動の演奏、今回も楽しかった!

 


そして、こちらも、クリスマスには必ずご指名いただくお二人。

ヴァイオリン山口佳名子さんと、ギターの塚本陽三さん。

お久しぶりでした!

 

定番のクリスマスソング、二人が演奏すると大人も子どもも楽しくてノリノリなんです。

そして、親子向けの回で「紅蓮華」、大人の回では「スムースクリミナル」をクリスマスソングの間に入れてくるところがすごい。かっこよかった。お見事でした。

 

1回の参加者を制限しているので、演奏の回数が今回は多くなりました。疲れるかなーと思いましたが、佳名子さんのトークも楽しく、お客様も笑顔いっぱいでとても素敵なクリスマスイベントになったと思います。

お二人に感謝感謝です。

 

馬車道のビルから眺めたら、なんと目の前に高層ビルの手前をロープーウェイ!?

高所も閉所も揺れも「ヒエー!!」なので乗るのは無理ですけど、外国映画でみたことがあるような風景で、しばらく眺めていました。

 


そして今年最後に伺ったのは下北沢のダーウィンルーム。

ビルが取り壊されるため閉店することになり、「お礼の会」に音楽をお届けすることになりました。

 

Violin 小林由季

Violin 原亜緒衣

 

ダーウィンルームは、ビーグル号に乗って南米や南太平洋の島々を巡ったチャールズ・ダーウィン、「種の起源」を著した、あのダーウィンの「部屋」です。訪ねて行くとたくさんの本と剥製、標本に囲まれて、いつも至福のひととき。

 

美味しいコーヒーも飲めて大好きな空間でしたから、なくなるのは実に残念。場所を変えて、また新しいスペースが生まれると信じています。「お礼の会」にはたくさんの人が訪れていました。きっと同じ気持ちですね。

 

原亜緒衣さんが、シャンパーニュと泡の科学とフランス音楽のコラボレーションコンサート(!)を企画した人、と紹介したところ、開始初っ端からシャンパンを振舞ってくださった方がいて3人で大喜び。

 

演奏はヴィヴァルディの「冬」から始まり、BGMはハイドン。途中「ムーン・リヴァー」をどうしても歌いたい人登場、小林由季さん、キーを合わせて軽く優しく伴奏、伴走。素敵でしたよ。そして、ロンドンデリー、ティコティコ、葉加瀬太郎「エトピリカ」。ガラパゴス諸島でダーウィンが見つめた鳥たちは、どんな歌を歌っていたかな。

 

恒例のダーウィン生誕イベント「Darwin Day 2022」は2/12、2/13の2日間、オンラインで開催とのこと。詳細はこちらから↓ぜひチェックしてみてください。

https://www.facebook.com/LiberalArtsLab.DarwinRoom

 

ダーウィンルームの3周年に伺った時の写真をもう一度。

楽しかった♪

2013年10月でした。

 

Violin 池澤卓朗

Violin 張大赫