2021.11.6
遠藤律子ピアノトリオ〜Swan Lake〜
せたがやウィメンズ・ジャズ・フェステイバル2018の音楽ディレクター 遠藤律子がやってくる!女子ジャズ再開、第一弾は遠藤律子ピアノトリオです。
久々の生演奏はやはり最高でした。
前半はそれはそれは美しいメロディのクラシック曲、後半はミュージカルの名曲を、それぞれ遠藤さんならではのジャズアレンジで。ウキウキのリズム、ピアノ、ベース、ドラムの聴きどころも満載。実は、今回、嬉しいことに小学生のお客様もきてくれました。最後は老若男女一緒にスタンディング、手拍子で盛り上がりましたよ。(でもいつもよりは控えめ!)
Piano 遠藤律子
Bass 山口彰
Drums 藤井学
エルガー:愛の挨拶
シューベルト:セレナーデ
チャイコフスキー:白鳥の湖 情景
リスト:愛の夢
ロイドウェーバー:ミュージカル「オペラ座の怪人」よりThink of me
マクダーモット:ミュージカル「ヘアー 」よりアクエリアス ほか
会場・協力 アレイホール http://alleyhall.music.coocan.jp
2021.12.15
黒田京子&坪井美香
花を、ここに〜ジャズを詠む〜
それぞれにジャンルを超えて活躍するピアニスト黒田京子さんと俳優坪井美香さんが、「女子ジャズ」というお題で素晴らしいプログラムを届けてくれました。
テーマは花。前半はジャズのスタンダード曲の歌詞を黒田京子さんが翻訳と演奏、坪井美香さんが朗読します。歌も素敵でした。
後半は映画「ひまわり」から、音楽と共に坪井美香が自ら書き下ろした台本を語り、私たちは一面のひまわり畑へと引き込まれます。続いて、北原白秋、萩原朔太郎、石牟礼道子らの花にまつわる詩文や短歌、俳句の朗読を即興のピアノ演奏とともに。
「花を、ここに」という今回のタイトルですが、ビリー・ストレイホーンの「A flower is a lovesome thing 」を黒田さんが翻訳したもの。どんな時にもどんな場所でも花は素敵なもの、という歌です。花を、ここに...いいタイトル。
小道具は黄色いバラの花一輪。
2人の衣装にも花が。皆さんお気づきだったでしょうか。私は本番中は黒田さんの花に気付かず、あとで写真をみておーっと叫びましたよ。粋です。
ピアニストと女優、ジャズをお題に、アレイホールで生き生きと繰り広げられたパフォーマンスの魅力、誰もが生の演奏の素晴らしさ、面白さを堪能した夜でした。
Piano 黒田京子
朗読 坪井美香
「ひとひらのバラの花びら」The Single Petal of a Rose Music:Duke Ellington
「花を、ここに」 A Flower is a Lovesome Thing Lyrics & Music:Billy Strayhorn
「コートにすみれを 」 Violets for Your Furs Lyrics:Tom Adair Music:Matt Dennis
「酒とバラの日々」 The Day of Wine and Roses Lyrics : Johnny Mercer Music:Henry Mancini
「私のお気に入り」 My Favorite Things ~ 「エーデルワイス」Edelweiss
Lyrics:Oscar Hammerstein II Music:Richard Rodgers
「スカボロ・フェア」 Scarborough Fair イングランドの伝統的な民謡
映画「ひまわり」 I Girasoli より Lyrics:Bob Merrill, Music:Henry Mancini
「薔薇二曲」 北原白秋
「からたちの花」 北原白秋
「こころ」(純情小曲集より) 萩原朔太郎
「花を奉る」 石牟礼道子
「すべては移りゆく 」Everything Must Change Music:Benard Ighner
+ 和歌 5首
会場・協力 アレイホール
「女子ジャズ2021@アレイホール」11/6/と12/15のライブコンサート は、せたがや元気出せArtsプログラム2021「文化・芸術活動継続支援事業」の補助対象事業に採択されました。
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