( Photos by Yumi I, Tomoko S)
昨年から下北沢のアレイホールで始まった、ブリーズノート「大人の寄り道〜酒・蔵・シック」、4月は「酒・JAZZ」とタイトルを変えて、遠藤律子ピアノトリオの登場でした。
遠藤律子さんは、ジャズピアニストとして40年近いキャリアの持ち主。国内のライブハウスやジャズフェスはもちろん、バンドを率いて中南米、ヨーロッパ、中国など、海外公演も数多く成功させています。
遠藤律子オフィシャルサイト→http://www.endoritsuco.com
昨年誕生した「せたがやウィメンズ・ジャズ・フェスティバル 2018」では、音楽ディレクターとして、企画、構成、アレンジ、当日の司会、演奏、メンバーを率いて素晴らしいパフォーマンスで聴衆の心を掴みました。
せたがやウィメンズジャズフェスティバル2018 HP→ https://setagayawomensjazzfest2018.jimdo.com
ベース山口彰、ドラムス藤井学が参加するピアノトリオは、誰もが聞いたことのある懐かしいヒット曲、童謡唱歌、ラテン、クラシックの名曲などを、スイングやサンバ、8ビートなどのリズムに乗せて演奏します。
今回も、オープニングの「アクエリアス」から最後の「デライラ」、アンコールの「オクラホマミキサー〜マイムマイム」、「花」まで、素晴らしいアレンジと演奏で、時の経つのを忘れる楽しいコンサート、もちろん最後はスタンディングオベーション!
ミッシェル・ルグランに捧げる「ロシュフォールの恋人たちメドレー」のおしゃれなこと。
遠藤律子オリジナル、弾き語りの「心を寄せて」は、藤井学ドラマーとのデュエットで。私くらいの世代の女性にはぐっときますね。お友達のお見舞いにプレゼントしたい、とCD購入された方がいました。
アレイホールは、とてもあたたかい空間です。スタインウェイのピアノが美しい音色を奏で、ベース、ドラムスとともによく響きました。
演奏の合間のドリンクタイム、日本酒テイスティングコーナーはもちろん大もりあがり、お茶の方もお酒の方も会話が弾みます。
なんと、たけのこ採れたてを茹でて差し入れ頂きました。
やったー!
さっそく、おつまみに。何にもつけなくても美味しい、旬の味最高です。
今回のお酒の銘柄を、上杉みすずさんに頂いた説明をもとにご紹介しておきましょう。
★純米大吟醸 原酒 「義侠山田40 仕込み27号」 山忠本家酒造(愛知県安西市)
日本酒通の方も滅多にお目にかかれない特別なお酒とのこと。お値段もスペシャル!
新聞紙に包んであるのは、光による劣化を防ぐためだそうです。
★純米無濾過生原酒 「白馬錦」 薄井商店(長野県大町市)
この時期だけの無濾過生原酒。「まるで美味しい水を飲んでいるよう」「北アルプスの伏流水は軟水なのでこのような優しい味わいになります」と上杉みすずさん。
★ 特別純米 無濾過生原酒「白龍 直汲み(ジカグミ)」 吉田酒造(福井県福井市)
24歳の次女が杜氏になり醸している話題のお酒とのこと。自社の栽培した米だけを使っているそうです。タンクでしぼったお酒を直接瓶詰めに。
★純米「春一献 上杉スペシャル」 吉乃友酒造(富山県富山市)
純米、純米吟醸、純米大吟醸のすべての酒母(酒を醸す酛=モト)を集めた貴重なお酒。本来は蔵人が楽しむための酒を、日本酒プロデューサー上杉孝久氏の要請で60本だけ瓶詰めに。ラベルも上杉さん筆。アルコール度数10%。
今回初めて入ってもらった、PA山下さんが実に楽しそうにやっていたのも印象的。
いい音(生音に近い)でした。
写真をたくさん撮ってもらいました。遠藤律子ピアノトリオの魅力満載。
どれもいい写真で選ぶのに迷う、迷う。
「女子ジャズ」仲間のシンガー、宮崎友紀子さんも写っていますよ。見つけてね。
撮ってくれたカメラマン(ウーマンです)お二人、ありがとうございます、素晴らしい!
「酒・JAZZ」は、「女子ジャズ2019」の最初のイベントでもありました。
立ち上げて2年目、この後も素敵なイベントを予定しています。
どうぞご期待ください。
最後の写真は、お土産の漢方のお茶「ほがらか」。
ありがたや、差し入れの鈴乃⚪︎餅&最中と一緒に頂きました^^
ホッと一息、癒されます。
茶つぼのお茶は、千歳烏山のコミュニティカフェななつのこでお取り扱い中。
「酒・蔵・シック@下北沢アレイホール」次回は6月6日(木)、
「0歳からの音楽会@ななつのこ」は6月23日(日)です。
皆様のお越しをお待ちしています!!
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