「どこでも文学館」というのは、1999年から行われている世田谷文学館のアウトリーチ事業のひとつ。
例えば、学校内の廊下や図書室、ランチルームなど様々な場所で展示して、子どもたちが空いている時間に自由に鑑賞することができる、といった形で始まったようですね。
毎日の生活のなかで、文学やアートが身近にあって自由に楽しむことができたらきっと記憶のどこかに残ります。ちょっとしたエピソードもひとりひとりの人生をとても豊かにしてくれそうです。
それに、文学を「展示する」というのも、なんだか楽しいことがいっぱいありそう。
コンサートがやってくる!
はい、ブリーズノート音楽教室も、いろいろなところに出かけて行って自由に「鑑賞」してもらえたら楽しいのではないかと始めました。
まずはほんものの楽器を近くで見て聞いてもらうこと。
赤ちゃんは、ミルクを飲みながら遊びながら聞くも良し、小さい子は歌うも良し、少し大きくなれば楽器に触れてみるも良し、です。
前回ヴァイオリン初体験中のママを10ヶ月のベビーが遊びの手を止めてじっと見ているのがとても印象的でした。
このイベントのタイトル、もともとは「ブリーズノート移動音楽教室」。
だから、ななつのこでやるときは@ななつのこ、誰かのお家でやるときは@誰かのお家、学校でやるときは@学校です。
そう、いわば「どこでも音楽会」。
暮らしの中で楽しむ音楽、そしてアート、というのはブリーズノートのキャッチフレーズのひとつです。
音楽家は万全の状態で演奏できるとは限らないのですが、それでもさすがです、そのときそのときに合わせたスタイルで体全体で聴く喜びを私たちに届けてくれます。
そしてなんとこの春、「どこでも文学館」が千歳烏山のコミュニティカフェななつのこにやってきたのです!
「宮西達也と子どもたち」展 (開催中、4/6まで)
昨年の夏に世田谷文学館で開催された企画展「宮西達也ワンダーランド展」が、「ティラノサウルスシリーズ」をメインに再構成されています。(開催中、4/6まで)
カフェでお茶しながら見上げると、そこには絵本作家宮西達也さんの描いたティラノたちが。
ブックシェルフに本がたくさん並んでいるカフェですが、期間中はは宮西さんの絵本も充実です。
明日のブリーズノート音楽教室@ななつのこ、春休みスペシャルはこちらの企画に連動します。
題して、
「おまえうまそうだな in コンサート/絵本×音楽の世界」
心やさしいティラノたちに囲まれて、フルートの渡邉加奈さんが、宮西達也さんの絵本「おまえうまそうだな」の朗読に挑戦。
アニメやゲームの音楽も手がけている佐々木憲さんが、アコーディオンで絵本の世界にオリジナルの音楽をつけてくれます。
楽器体験は打楽器とオカリナ♪♪
アコーディオンも広いジャンルで愛される、とても魅力的な楽器です。
フルート、オカリナとのアンサンブルで皆さんよくご存知の曲もたくさん演奏しますよ。
お楽しみに。
「どこでも文学館」で「どこでも音楽会」
桜の季節、大人も子どもも、近くの人も遠くの人もぜひご一緒に!!
日時:2016年3月26日(土) 13:30〜14:30 (受付13:00〜)
出演:渡邉加奈(フルート、オカリナ) 佐々木憲(アコーディオン)
料金:おとな 2000円、子ども・学生 800円 二人目のお子さんから500円
(それぞれ1ドリンク付き) 0〜2歳無料
共催・会場:コミュニティカフェななつのこ(京王線千歳烏山)
お申し込み:ブリーズノート http://www.breezenote.jp
03-6750-5363, office@breezenote.jp
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